以前のリビジョンの文書です


qemu-img

仮想DISKを作成するツール。

使い方

qemu-img create ディスク名 容量G

最低限これで作成が可能なのだが、これだとフォーマットがrawになる。

rawでも良いのだけど、スナップショットが取得出来ないし、作成時に指定したディスクサイズが最初から確保される

実は厳密には以下のコマンドで確認するとわかるのだが、1.0GBで作成したディスクもvirtual sizeでは1.0Gと表示 されるが、disk sizeは0のままである。

なので、rawフォーマットの場合は一番最初のフォーマットで時間が掛かるそうな

これは1GBで作成したディスクの場合

# qemu-img info ディスク名

image: ディスク名
file format: raw
virtual size: 1.0G (1073741824 bytes)
disk size: 0

で…

スナップショットを取りたい場合はqcow2フォーマットにすれば良いのでコマンドとしては

qemu-img create -f qcow2 ディスク名 容量G

そうするとこんな風になる(1GBで作成した場合)

# qemu-img info ディスク名

image: ディスク名
file format: qcow2
virtual size: 1.0G (1073741824 bytes)
disk size: 136K
cluster_size: 65536

VMware Server 1系からディスクイメージをコンバート

VMwareのディスクイメージを2GBスプリットしてる場合は、一旦1ファイルにまとめる必要がある。

VMware Serverをインストールしている場合は、まとめる為のコマンドがインストールされてるので、それを利用する。

vmware-vdiskmanager -r VMwareディスクイメージ.vmdk -t 0 TMP_ディスク名

凄いファイルサイズが大きくなるが仕方ない。諦めようw

ここまでくれば、次はKVMに認識出来るようにファイルフォーマットをコンバートしてやる

qemu-img convert TMP_ディスク名 -c -O qcow2 ディスク名

-cオプションは利用していない領域を圧縮して再作成してくれる。

これを利用して、ディスクのデフラグをする事も可能

作成したディスクイメージをXMLで指定して起動してやると、起動してくる(はず)

eth0のMACADDRESSが変わるのでネットワークエラーになってeth0が起動してないはず。

/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

あたりに新しくeth1が追加されているので、既存のeth0の設定を削除してからeth1をeth0に変更してやろう

この設定はnetworkを再起動しても有効にならない。何か方法があるかもしれないけど、ここは素直にサーバーをrebootしてしまおうw

kvm/qemu-img.1354614847.txt.gz · 最終更新: 2012/12/04 09:54 by miyako



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